エージェント(Agent)
えーじぇんと
担保を差し入れ、元資産の保管と償還を担う独立参加者。
FAssetsでは、ユーザーのXRPなどを直接カストディする中央業者ではなく、過剰担保を積んだエージェントが元チェーン側の受け渡しを担当する。Core Vault導入後は、元資産の多くを共有マルチシグ金庫へ移せる。不正送金が証明されるとチャレンジャーにより全清算され、ミントを永久制限される設計。
Glossary
公式用語のままでは読みにくい語を、歴史と技術のページへ橋渡しします。
28 語
えーじぇんと
担保を差し入れ、元資産の保管と償還を担う独立参加者。
FAssetsでは、ユーザーのXRPなどを直接カストディする中央業者ではなく、過剰担保を積んだエージェントが元チェーン側の受け渡しを担当する。Core Vault導入後は、元資産の多くを共有マルチシグ金庫へ移せる。不正送金が証明されるとチャレンジャーにより全清算され、ミントを永久制限される設計。
おぶざべーしょん
起動直後にロールバック権限を残す観測期間。
Songbird(2021年)とFlareメインネット(2022年7月)は、ともにObservation Modeで始まった。ノード構成やコンセンサスの安定を確認してから権限を手放す、という段階的な立ち上げ方。
かなりあ
実トークンで本番相当の試験を行う先行チェーン。FlareではSongbird。
テストネット(Coston / Coston2)はトークン供給が試験用。カナリアは経済価値のあるトークン(SGB)と実ユーザーがいる。新機能は原則としてSongbirdで十分試してからメインネットへ載せる。
こあゔぉると
元チェーン上の共有マルチシグ金庫。エージェントの持ち逃げ耐性を高める。
FAssets v1.1で導入。XRPならXRPL上のマルチシグ口座で、Flareのガバナンス合意のもと運営される。資金は単一エージェントの所有ではなくプールされ、引き出しはシステム規則に従う。これにより極端な過剰担保を減らしつつ、ミント規模を広げられる。
こすとん
CostonはSongbirdの、Coston2はFlareのテストネット。
Chain IDはCostonが16、Coston2が114。名前は信号用フレアを発明したMartha Jane Costonにちなむ。FAssetsの初期ベータはCostonで行われた。
そんぐばーど
Songbirdのネイティブトークン。
FLRのカナリア版。Songbird上の手数料・FTSO委任・FAssets担保(試験時)などに使う。供給やインフレ率はFlare本体とは別設計。
そんぐばーど
Flareのカナリアネットワーク。2021年9月起動。Chain ID 19。
FTSO、FDC、FAssets、FCCなど主要機能の「本番相当の予行」の場。ガバナンスでも下位院的な役割が構想されてきた。メインネットのコピーではなく、先行して壊れることを許容する実験場。
すてーとこねくたー
他チェーンの状態を検証する初期名称。のちのFlare Data Connector。
ホワイトペーパー期からの中核。「XRPLでその送金が本当にあったか」を分散的に証明する。製品名としてはFDCに整理されたが、役割は連続している。
すぱーく
FLRの旧称。2022年10月頃に改称。
2020年のエアドロ議論ではSparkの名で流通した。ティッカーFLRは初期から使われることもあり、TDE以降はFLRで統一。歴史資料を読むときは同一トークンとして扱う。
すまーとあかうんと
XRPLユーザーがFlare上の操作を抽象化して行う口座モデル。
Xamanなど既存XRPウォレットから、Flare側のDeFiをワンクリックに近づけるための仕組み。FDCでXRPL側の指示を検証し、Flare上で実行する。2026年にウォレットネイティブ利回りの経路として公式が強調。
てぃーでぃーいー
2023年1月9日の公開トークン配布。
Token Distribution Event。公開枠の15%(4,278,738,206 FLR)がスナップショット対象へ渡った日。残りの公開枠は36ヶ月のFlareDrops。報道ではTGE(Token Generation Event)とも呼ばれる。
えふてぃーえすおー
Flare Time Series Oracle。プロトコル内蔵の分散型価格オラクル。
約100のデータプロバイダが、委任されたFLRの重みで価格などを提出する。ブロック間隔(約1.8秒)で更新され、FAssetsの担保比率計算にも使う。外部オラクルを買うのではなく、ネットワーク自身の経済安全保障で守る「enshrined oracle」。
えふでぃーしー
Flare Data Connector。他チェーンやWeb2の検証可能な事実を証明する。
価格のように常に変わる値ではなく、「そのトランザクションがあった」「このアドレスは有効」といった確定事実を対象にする。FAssetsのミント証明の要。データプロバイダ集合はFTSOと重なる。
ふぃっぷ
Flare Improvement Proposal。ネットワーク仕様と経済性を決める全改善提案。
FIP.01からFIP.16まで全16件が可決・導入済み。FTSO v2スケーリング、Flare Data Connector統合、PoSコンセンサス移行、そしてFIP.16(FIRE・インフレ3%化)まで、技術とトークン設計の進化を支えるオンチェーン投票制度。
ふぁいやー
Flare Income Reinvestment Entity。プロトコル収益の受け皿。
FAssetsミント手数料、FDCリクエスト手数料の大部分、償還手数料の一部、FXRP宛先タグ登録料などを集約。第一の使命は買い戻し・バーンによる供給削減。当初はFlare Foundationが運用し、1年後に共同ガバナンスへ移せる設計。
えふしーしー
Flare Confidential Compute。TEEを使った機密・検証可能計算。
Flare 2.0の実装。Protocol Managed Walletsと計算拡張、FDC V2を含む。2026年はSongbird展開のガバナンス段階。メインネットの成熟サービスと混同しない。
えふあせっつ
非スマートコントラクト資産を、過剰担保でFlare上のERC-20にする仕組み。
FXRP、将来的にはFBTCやFDOGEなど。中央カストディアンが預からない設計で、FDC検証+エージェント担保+Core Vault+清算で安全性を組み立てる。
えふえっくすあーるぴー
XRPのFAsset。Flare上のERC-20。
XRPLのXRPと1:1で対応するよう設計され、いつでも償還できる建前。2025年9月24日にメインネット稼働。DeFiの貸出・DEX・Vaultの材料になる。XRPそのものをEVM化するのではなく、表現をFlare側に置く。
えふえるあーる
Flareのネイティブトークン。手数料・ステーキング・FTSO・ガバナンス・担保。
小数点以下18桁。ジェネシスで1000億枚。ガス代はバーン。FIP.16以降のインフレ目標は年3%。
ふれあどろっぷす
TDE後36ヶ月の月次配布。2026年1月30日終了。
WFLR(ラップしたFLR)保有者などが対象。公開枠の85%を分割配布した。終了後もFTSOやステーキング報酬は残る。
だぶるえふえるあーる
Wrapped FLR。委任・FlareDrops・一部DeFiで使うラップトークン。
FLRをコントラクトに預けて受け取るERC-20。FlareDrops期の受取資格の中心だった。
えっくすあーるぴーふぁい
XRPをプログラマブル金融で使う動きの総称。Flare上ではFXRPが中核。
XRPL自体をEVMにするのではなく、XRPをFAssets経由でFlareの市場に乗せる。公式はFlareをXRPFiの主戦場と位置づけている。
いーぶいえむ
EthereumのツールやSolidityコントラクトをほぼそのまま使えること。
MetaMask、Hardhat、Foundry、既存のERC-20/721が動く。Flareの独自性はEVMそのものより、FTSOとFDCがプロトコルに組み込まれている点。
すのーまん
Avalanche系のコンセンサス。PoSで単一スロット最終性。
Flareの実行環境はAvalancheGo系のコードベースを用いる。ブロックは採択と同時に最終確定に近く、再編成耐性が高い。
あーるえふえるあーる
インセンティブ配布などで使われる報酬用FLR。
FAssets Incentive Programなどで言及。ロックや権利が通常のFLRと異なる場合がある。FlareDrops終了後は、rFLRもFlareDrop分は付与されない。
せいさん
エージェントの担保比率が下限を割ったときに、誰でも担保を差し押さえて健全性を戻す仕組み。
FTSO価格で担保価値を評価する。清算者はFAssetをバーンして担保を割安で受け取り、システム全体の過剰担保を維持する。
ちゃれんじゃー
エージェントの不正(担保を減らす違法送金など)を証明して報奨を得る役割。
成功するとエージェントは全清算され、以後のミントが制限される。FDCで元チェーンの事実を証明できることが前提。
れいやーぜろ
Flareを多数のチェーンへ接続するメッセージング/ブリッジ基盤のひとつ。
公式は2024年にLayerZero V2接続、2025年に1周年と述べている。FAssetsとは別レイヤーの相互運用。